土曜日。
先日の谷川真理さんとのお話を通じて、「あの頃の自分」を思い出しながら、ランニングチームのサポートスタッフとして、一緒に走りました。
当日は最長30K走。
私は28K走って、今年最長距離を更新です(笑)
楽しかったです。
人と一緒に走れることの嬉しさ。
少しは力になれたことへの充実感。
快く受け入れてもらえたことへの安心感。
もちろん、心も身体も「いい疲れ」はまだ残ってますけど。
(動かなかった人間が、いきなり動くとこうなるんですね…)
今でも信じられない変化です、これ。
だって、数年前ならサポートとか「絶対やりたくない」でしたもん。
一緒に走るとかもう無理。合わせるのとかキツイ。
仕方なかったと思います。とにかく「頑張る」しかなかったあの頃。
周りなんて目に入らないくらい、真っすぐ「走ること」中心に回していた日々。
とにかく微塵も余裕なくて、周りに気を配るとか、一緒に、とか無理だったから。
時間管理、食事制限、体重管理、トレーニング、身体のメンテナンス、日々の練習へのプレッシャー。
ON/OFFつけるの本当に下手くそで、いつも「次の大会、次の練習」のことばっかり考えて、気持ちが休まるときって無かった。
そりゃ、擦り切れますよね。消耗。
もともと繊細で弱いくせに、続くわけない。
高校・大学受験とか相次ぐ故障で、「強制的に」休まされてたんだって、今なら思います。
まだ後を引きずってるのは食事面です。
一つのものを延々食べ続けるっていう癖があります。
ドライフルーツ、ナッツ、あとはグミとか飴とか、マシュマロとか、クッキーとかもあった。
ご飯食べるの止まらなくなったりも。
過食症に近いのかなとも思うけど、そこまでひどくはないかと。当時はもっとひどかった。
食への異常な欲求。
それで、ついに先週「キロナッツ食べ過ぎ罪」で、彼にショックを与えました。
怒られたというか、人間的に怖いって(アライグマみたいって。)
そんなこんながあり、これから新しくスタートしていく、良い意味での覚悟が出来ました。
その中には、「女性として」という、一番向き合いたい、強い思いがあります。
いくら競技の世界であっても、「男性と同じように」は絶対に無理なんです。
スポーツに限らず、一般社会でもそう。
同じように「できるできない」って問題じゃなくて。
だって女だもの。
玉川大学女子駅伝部は、「強く、楽しく、美しく」がテーマでした。
実は当時、全く分からなかったけれど。
今なら心から、そのテーマを掲げて生きたいと思います。
そういう意味で、玉川大学に入学したことも必然なんでしょう。
すごくすごく、時間がかかりました。
でも、ようやく過去の自分全てを統合して進む準備ができたんだ。
なんでか涙が出てきながら、これを書いています。