何で走っているのだろう?私にとっての「走る」。

なっちゃんとラン

私にとってのいま「走る」とは?

「もったいない」って言葉をもらって、そんなことをつらつら書いてみます。

Bitly

最近、(内心まだまだ抵抗MAXながらも)トラック練習を取り入れてます。

夜練習なので、正直それまでの時間、しんどいです。仕事もしてないから、完全な待ち時間になっちゃう。

ずっとざわざわ緊張しっぱなしで、一人だと何も手につかない。

ということで、予定か仕事を入れるべく動いている私です。

練習終わらない限り、リラックスできない&ひと息付けないって、その日一日その状態(緊張と不安と恐怖)って、つらい。

違う方向へ気を向けることは大事だけども、根本的に「練習が待っていたとしてもリラックスしたい」というのが望みです。まだまだ先は長そうだ。

それでも行っているのは、旦那さんが行くから。

「車で送っていく」という半ば強制的な形を作って練習に向かっております。私一人じゃ絶対行かない。(行けない)

それを知っているので、旦那さんも「気が向いたらね」って行ってくれてます。

行ったら行ったで腹くくって「えいやー」でやっておりますが。

そうすると、じわじわとタイムも上がるし走れるようになってきちゃうんですね。

そんな私の姿を見た、一緒に練習している女性が「何か大会出ないの?」と。

うーーん。別に無いのです。誘われない限りは。

出たい!って欲が無い。なので、特には…と。

そこで、「もったいない」という言葉をいただきました。

もらってから、「そうか」って、なつかしい感覚と新しい気づきがありました。

力を確かめるというか…何か(タイムや大会)を目標に、そのために走るという、その感覚。

昔はそれが当たり前でした、もちろんそうです。

目標のために、目標ありきで。

自己ベストを出したい、速くなりたい、この大会に出たい!!

それで、それを達成したら嬉しくて、出来ないと悔しくて悲しくて。

その繰り返しの日々を送っていた。

その日々は…充実していたし、集中していたし、超がんばってたし、精いっぱい、一生懸命生きていました。

ある意味、幸せだった。それ以外のことは考えなくていいから。

頑張るってことで、私の毎日は出来てた。

でもね、苦しくてしんどくて、プロセスはまったく楽しくなかったんです。

常に、今も持ち続けている「恐怖」「不安」「緊張」との闘い。

走ってるときも、「頑張らなくちゃ」「追い込まなければ」「気持ちで負けるな」という戦いです。

もうね、常に自分と戦ってるんです。

いつも気が張り詰めてる状態。

それは私、もう無理です。マジで限界。

私はもうやめる。もう、もう、十分です。

こんな感じだった、いつも。

だって、続かないんですもん。

体力的にも精神的にも、擦り切れるしかない。

余裕がない。

その結果、最初に壊れるのはいつも身体の方でした。

故障するか、倒れるか、わけわからないスランプで動かなくなるか。

身体は正直なので、すぐ出ます。なんらかの不調という形で。

最近、「なつみちゃんはずっと、謎の戦いをしてきたよね~」って言われました。

まさにその通り。「謎の戦い」。自分で自分をいじめて苦しんでる。

ツボりました(笑)

極端なんですよね、うん。

緊張してるかしてないか。ゼロか百かという(笑)

緩めること、リラックスすることが本当に下手くそでできなかった。

寝ている時しかできなかったんじゃないかな。

そんなこんなで、もう嫌で嫌で。

頑張ることを拒否し、過去の自分も否定していました。

そこからの、今です。

走ることと、新しい形で付き合っていく。新しい意味を見つけ出していきたいと思った。

今日の自分の状態を確かめたくて、走っている。

自分の状態をあげたくて、走っている。

思考の整理をしたくて、走っている。

日々の景色を見たくて、走っている。

新しい景色を見たくて、走っている。

新しい感覚をつかみたくて、走っている。

今を体験したくて、走ってる。

走るために、走っている。

それは、つまり「自分と新しい形で付き合いたい」って思ったんですよね。

Bitly

結果や目的ありきじゃなくて、走ったらどうなるのかな?って。

その日によって、何が出るかはお楽しみ。

そのプロセスを今は、楽しみたい。

楽しんでたら、繋がる世界をみてみたい。

Goalは設定しません。

もともと向いてなかったんだ、競技の世界は。

それを楽しめるのならっけれど、好きならいいけれど、私は違ったんだ。

今でも、その世界で活躍できる人を羨ましいと思っています。

だって、かっこいいですし!

だって、私が出来ないことだから。

繊細な私だからこそ、感じることを大切に。

今まで押し殺していたいろんな感情を味わいながら。

日々、走ることを通じて発見していきます。

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